きょうのひとこと・・・2013年5月~8月




「八戸にうまい処あり七輪村」(8.31)


きのうはまんぼうの話をしましたが、今回の旅の、食べ物についての「圧巻」は、八戸に準備してありました。

と、言っても、私は八戸は初めてで、どんな町なのか全然知りませんでした。

ただ、一日の運転キロ数からいって、八戸あたりで一泊する必要があるな、と考えただけなのです。

8月14日の午後、八戸が近くなり、手前の道の駅に寄って、八戸の観光案内みたいなものはありませんか、と尋ねました。

そしたら、そこの事務員さんが、

「えーーと、パンフレットは切れてしまったが、こんなものならありますよ。」

と、渡してくれたのが、八戸の「八食センター」の案内でした。

その住所をナビに入れ、その通りに行きますと、こんなところに着きました。



中に入って、びっくり、そして、感動でした。




北の海の幸が大集合です。

これは筋子にうにの店。



かにの店。



おいしそうな北の海の魚たち。

新鮮な食材が、安い!!!。



いかにえびにたこ・・・。


はまぐりにあさり、そしてほや。

こんなお店が100数十軒、軒を連ねているのです。


さらにすごいのは、お店で買ったものを、焼いて食べさせてくれる、「七輪村」があること。

お店で、「食べるのです、」と言うと、ホタテなどは、ちゃんと開けてくれるのです。



そして・・・熱い炭の入った七輪の貸出料が、たったの300円也。

ご満悦です。ハイ。



七輪村は、こんなふうになっていて、私たちがはいったのは閉店の少し前だったのですが、それでもお客さんがけっこういました。



みそ汁は、「せんべい汁」。

みそ汁にせんべいを割って入れて、しばらく煮込んで食べるのです。

また、これがうまーーい。

おいしくて、おかわりをしました。



食後、センター内を歩きました。

正面の、お土産やさん。右手は乾物屋さんです。



ちゃんと、青果物の店もあり、東北各地の果物が山のように・・・。


最後に・・・、あの有名な・・・大間の黒まぐろ専門店がありました。

この頭としっぽは、きょうさばいたものだそうです。

お店のショーケースには、これの「切り身」が売られていました。

ふつうの小さなひとパックで、○万円、という最高級品ばかり。

・・・・・・

びっくりして、まったく手が出ないので、写真を撮るのもためらってしまいました。

「八戸に、うまいものあり七輪村」


思いがけず、こういうところにまで、「導かれて」、今回の旅はほんとうに感謝でした。





「マンボウ食べた」(8.30)


きのうだったか、北海道の釧路沖のサケを獲るための定置網で、マンボウが大漁だった、というニュースを聞きました。

先日の旅の時でしたが、8月12日に陸前高田市にある「マイヤ」という仮設のデパートに行きました。

買い物をしているとき、魚売場にこんなものがあるのを見つけました。

「大船渡産まんぼう正肉」

100グラムあたり280円、内容量145グラムで406円。

そんなに安くない。宮崎だと、カツオの刺身より高いくらいです。

「えーーっ、まんぼうって、あのマンボウ?」

どうして北の海で、大船渡で、南の暖かい海に住むマンボウが獲れるのだろう・・・。

「どうする。正肉って書いてあるし、本物だよね。買って食べてみる??」

初めてなので、焼いて食べるといいかなぁ、と思ったのですが、旅先なので七輪などの道具がありません。

お刺身用、と書いてあるし・・・。

「酢味噌もついているし、食べてみるかぁ ! ! 」



車に戻り、果物ナイフで切って、口に入れました。

白身で・・・、淡泊な・・・少し粘りのある・・・固くはない・・・おいしいお味でした。

強いて言えば、いかの刺身と、ホタテの刺身の、ちょうど中間くらいでしょうか。

表面を焼いて食べたらおいしいだろうなぁ・・・、と思いました。

でも、食べながら、水族館で見たマンボウさんのやさしい顔が浮かんできて、マンボウさんに悪いなぁ・・・。

と、思いました。



人間って、なんでも食ってしまうんですね。







「49年ぶりの再会」(8.29)

久しぶりの更新になりました。

しばらく、休みをいただいて、ボランティアをかねて東北などに行っていたからです。

今回の旅は、車でした。

妻と交替で運転すれば、そして高速道路を利用すれば、なんとかなるんじゃないかな・・・と。

8月4日の午後出発して、博多で集会をして、そのまま青森まで行って来ました。

そのレポートみたいなものを、おいおい載せていきますが、まずは、静岡県の森町での再会です。

ここは、静岡県周智郡森町にある、日本聖泉教会連合森キリスト教会です。

建物は最近新しくなりましたが、私はここで、49年前の11月13日に洗礼を受けました。



当時と変わらないのは、この太田川と、鉄橋でしょうか。

この教会は、どういうわけか知りませんが、河川敷の中にあるのです。

まだ、洪水に見舞われたことはないそうですが・・・。




これは礼拝堂の中です。

当時の面影はありませんが、なつかしい思いがしました。



そこの先生と話をしているとき、「一両編成」の列車が鉄橋の上をゆっくり走っていきました。

これは、当時のままでした。





この教会の牧師、太田先生ご夫妻です。

先生は49年前は小学校5年生で、お母さんとこの教会に通っておられたとか・・・。

残念ながら記憶がありませんが、49年ぶりの再会であることには間違いありません。




そして、私が21才の時勉強に行っていたメロンの温室がまだありました。



この温室の左側に私が寝泊まりしていた家がありました。

これはその門です。ここから出入りしていました。




中にはいると、私が10ヶ月住んでいた家・・・と言っても、一階の右端の、3畳の部屋でした・・・がまだありました。

なつかしさがこみあげてきました。

よその家に突然はいりましたが・・・。

別棟には私がお世話になった方のお孫さんとその子どもさんがおられ、息子さんが温室にいる、と教えてくれました。




温室に行ったら・・・なんと・・・まだメロンがありました。

子どもに食べさせるために、少しだけ育てているんだとかいうことでした。



そして、左端の男性と顔が合ったとたん、

「あらー、佐藤さん」

と呼ばれました。

この方は私がお世話になった藤田さんのご長男で、昌宏さんといいますが、当時は大学生でした。

そのあと会社勤めをして定年退職し、ここに戻ってこられたそうです。

以前、私が運転して、家族で長野に旅行したこともあり、わたしのことを覚えていてくださったようです。

感動でした。



すぐそばの物置には、「み」がありました。

これに土を入れ、先ほどのメロンの床を作るのです。

これも懐かしい道具でした。


そして、私が来たというので、もうひとりの女性が呼ばれました。

左端の、「和子さん」です。

49年前は、結婚されて間もない若い奥様でしたが、私のことをとてもかわいがってくださり、よく食事に呼んでくださいました。

昨年ご主人を亡くされ、いまは娘さん、お孫さんと幸せに暮らしておられるとか・・・。

いやーー。大感動でした。



そして、もうひとつの再会がありました。

聖隷福祉事業団の[森町愛光園」、というキリスト教系の特別養護老人ホームをお訪ねしました。


そこに、いま102才になられる倉嶋さんという散髪屋さんがおられるのです。

洗礼を受けてから60年くらいになるというこの方は、私が初めて森の教会に行ったときの、先輩なのです。

散髪屋さんなのに、日曜日は店を閉めて、必ず礼拝に来ておられました。

手を見てください。

さすがに職人の手です。

私の手よりも大きくて、強かったです。



伊勢湾台風の頃、恵美子さんという娘さんを病気でなくし、聖書を読み、教会に行くようになったとか・・・。

妻も同じ名前なので、「あなたは娘みたいだ」と。

耳は少し遠くなっていましたが、力のある声で、しっかりと話をしてくださいました。

そして、

「倉嶋さんの好きな聖書のことばは何ですか?」

と聞くと、そばに貼ってある紙を指さして、

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。」

です、と、大きな声でおしゃいました。

「倉嶋さんの好きな讃美歌は?」

と、聞くと、

「主にすがる我に、悩みはなし・・・これです。」

と、聖歌の498番を元気に歌われました。



ああ、天国って、こんなに近いところにあるんだ、と思いました。


49年ぶりの再会を終えて、森の教会に帰ると、空に約束の虹が・・・。

神さまの祝福を強く感じた、森町訪問でした。









「雨がほしい」(8.4)

「雷に 起こされた朝 蝉の声」

7月4日の朝、激しい雷が鳴り、雨が降りました。

しかし、そのあとは夏の日が照りだし、しばらくすると蝉の声が聞こえ始めたのです。

梅雨明けでした。

そしてそのあとは・・・。

猛暑の始まりでした。




特に、7月末から高温で、31日、8月1日、2日と、38度です。

気象庁の、「今日の温度」を見ていますが、宮崎市の赤江 (宮崎空港 ) が、38.6度で日本一の高温でした。

気象庁の数字は、日陰の、風通しの良いところの温度です。

車の温度計は、外気温40度を差していました。

こんなときは、外に出ると大変ですから、涼しいところでじっと過ごしています。



花畑は梅雨明けから雨がないので、干上がっています。

それで、車にポリタンクを積んで、朝・夕に水をやっています。




ひまわりはけっこう乾燥に強い花です。





しかし、ロシアひまわりはぐんぐん伸びて高くなったのですが、葉っぱがしおれています。
ひまわりまでは水をやっていません。




種を蒔いて育てているコスモスもこんな具合です。



さといもには毎日水をやっています。

それでも下葉が枯れています。




百日草は水をやっているので、割に元気です。




ネギも元気です。

左側にオクラが植えてありますが、これにも毎日水をかけるので、ぐんぐん育ち、実を付けています。



妻が百日草を切ってきました。

教会に飾りましょう。




もどる





「お花畑、続々開花」(7,20)

先週開き始めたグラジオラスの、ほかの色も開花し始めました。

真っ赤なグラジオラスです。




朝露にぬれて、いのちがみなぎっているようです。



まことに人は勝手なもので、いままでいろいろなところでグラジオラスを見てきましたが、自分で育てた花を見ると、まったく違って見えます。

ほれぼれするような、美しさです。



そして、ついにヒマワリが開花。




5月上旬に播いたひまわりの、最初の花が咲きました。

梅雨が上がり、連日猛暑が続いていますが、ひまわりはその強い日差しを待っていたようです。
虫たちもこの時を待っていたようです。

キリギリスが朝露にぬれたひまわりの上に方に陣取り、カメラを近づけても身動きもしないで蜜を吸っていました。

下の方にはミツバチが2匹、仲良く並んで蜜を吸っていました。

ひまわりの蜜ってどんな味がするんでしょうか。

・・・きっと、太陽の味なんでしょうね。


そういえば、「ひまわり」というイタリア映画がありました。

マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン演じる若い夫婦が、戦争という大きな渦に巻き込まれ、愛し合いながらも別々の人生を歩むようになる、という悲しい映画でした。

ソフィア・ローレンが夫を捜しにソ連に行き、多くのイタリア人兵士が命を落としたという・・・おそらくスターリングラードの平原には、見渡す限りひまわりが咲いていて圧巻でした。ひとつひとつのひまわりが、まるでイタリア人兵士たちの、「いのち」のように見えたのです。


 もうすぐ終戦記念日がやってきます。

先の戦争で、日本を含むアジア諸国で2000万人の人がいのちを落とした、と言われます。

イエス・キリストは、「平和をつくり出すものは幸いである」と言われます。

人と人の間に、国と国の間に、いろいろな困難や緊張関係がありますが、平和を願い、祈りつつ夏を過ごしたいと思います。


このひまわりは、ロシアヒマワリとか書いてありました。

大輪の花になるのだそうです。

もうすぐです。



スイカの花のあとは・・・。



花ではありませんが、スイカのツルがどんどん伸びて、防鳥ネットの上に出て、そこに花が咲きました。

そして最初は小さい実だったのですが、夏の太陽の光を受けて成長し、ネットの下にぶら下がってしまいました。

うーーん、困ったな。




スイカはそのまま、しばらく、ほっときましょう。


さて、百日草はどんどん咲いています。

きれいです。














「お花畑」(7,14)

梅雨が開けて、太陽ががんがん照りつけています。

畑の花がぐんぐん成長しています。

いくつか花をつけ始めました。




グラジオラスです。

数本咲き始めて、どんな色かなぁ、と思っていましたが、オレンジ色の花でした。




暖かい心のような色合いです。

日曜日の礼拝の、お花にばっさり切ります。

みなさんきっと、喜んでくださるでしょう。




コスモスは、数千本あると思いますが、気の早いのがあちこちに花を付け始めました。

これは、ピンクです。



これは真っ赤なコスモス。

色が混じって咲くのがいいですね。


そして、先週紹介した百日草が満開になりました。

これは背丈のやや低い花。


うすむらさきの可憐な花です。



大柄の、70~80センチの背丈のある百日草が咲き始めました。

これも切り花になります。




種の袋には、「ミックス」と表示してありました。

そうしたら、ほんとうにいろいろな色が混じっているんですね。




横から見ると、こんなふうに見えます。











割に大柄な花ですから、一つ一つの花も個性があってきれいです。

これは、赤。

そして、花弁が大きい。


薄い紫。

百日草がこんなに細工がしてあり、きれいに整っているとは知りませんでした。




続いて、いろいろなデザインと色をお楽しみください。













同じオレンジでも、花びらの数が違います。




さて、夏といえば「ひまわり」です。

もうここまで大きくなりました。

来週には、何本か咲くでしょうね。きっと。

楽しみです。



花の中には、もう花びらがのぞいています。

21日の日曜礼拝には、ヒマワリが飾れるでしょう。


花を育てていると、なんだか心が洗われるような気がします。







「畑三昧、梅雨明け」(7,7)

ずっと雨が続きました。

野にも山にも畑にも、十分な水が供給されて神さまに感謝です。

畑は、雨で水がたまり、入れない日が多かったので、前回の「ひとこと」のように映画を見る機会もありました。

おかげさまで、畑では、草が元気よく伸びています。

これは、大型のひまわりです。

背が高くなったので、竹を切ってきてつっかい棒を立ててあげました。




ひまわりの何本かには、こんな具合につぼみができていますよ。

さあ、どんな色の花になるのか楽しみです。




植えてあったカラーが咲きました。

これは黄色でした。

葉っぱは虫が食べたんではなくて、そんなデザインなんだそうです。

きれいですね。




もう一本のカラー。

白いつぶつぶは、大雨で土が跳ね上がってついたものです。

これもきれい。



百日草を蒔きましたが、こんな具合にいろいろな花が咲き始めました。



黄色い百日草。

虫に食べられたところもあります。

それだけに、いろいろな闘いの跡も見えて、なお美しい。

人生にもいろいろな困難が起きてきます。



白い百日草。

つつましい、清楚な感じがいいですね。



真っ赤な百日草。

ふたつ並んで咲くと、なんだかほっとしますね。

人生もひとりでは寂しいです。




ややピンクがかった百日草。

ひとつの種の袋にいろいろな色がはいっていました。

おかげさまで、楽しみが増えました。




妻が植えた、ミニトマト2本。

最初は3本だったのですが、支柱を立てている時に誤って根元から一本折ってしまい、2本だけ残りました。

ところが・・・、この2本にトマトが実り始めると、毎日5~8個くらい熟れます。

夫婦二人だけの食卓では、食べきれないほどです。





きゅうりも10本植えて2本枯れてしまいましたが、残りが8本。

いま、毎日3本から4本、収穫になります。

採るのを忘れると、次の日は大きくなり過ぎで、キュウリさんに負担になりますから、毎日見て早めに採っています。

これも、食べきれずにご近所に配っています。





すいかは、去年はカラスの被害にあいました。

それで、竹を立てて、防鳥ネットというものを張りました。

このネットが600円ですから、安いものです。

そろそろスイカも収穫が始まります。



オクラの花はきれいです。

あさ、まだ水滴が残っていますが、ちょっと芙蓉の花に似て清楚な美しさです。

花が楽しめて、実もちゃんといただけます。

私はオクラが大好きです。


グラジオラスが大きくなりました。

そして、ついにつぼみが出来ました。

これもいろいろな色が混じってている球根でしたから、どんな色の花になるのでしょうか。


たぶん、こんどの日曜日の礼拝にはこの花を飾ることが出来るようになるんじゃないでしょうか。

楽しみです。



花や野菜を育てる、「畑」、というのは楽しいものですね。









「奇跡のりんご」(6.28)

梅雨になり、時々雨に降られて予定が狂うことがあります。

でも、狂うのも悪くない。

先日雨の日に、「きょうは何しよう」と妻が言うもんですから、映画を見に行きました。

この話は、2006年の12月7日に、NHKの「プロフェッショナルの流儀」という番組で放送されたもので、私もそれを見ました。

その後映画化され、ことし6月から全国で上映されているのです。



ストーリーは、次のようです。
   ・   

   ・

   ・

岩木山が見下ろす日本最大のリンゴ畑、青森県中津軽郡。

主人公・木村秋則はこの地で生を受ける。

幼い頃から学生時代に至るまで、車やバイク、エレキギター、とにかく機械イジリに夢中だった秋則。

しかし転機が訪れる。秋則は、木村美栄子とお見合い結婚。

りんご農家・木村家に入ることになる。

農業も、リンゴも、秋則にとっては初めての経験。


ところが、農薬の散布時期になると妻の異変がが起こった。

激しい嘔吐。そして体に斑点が。


リンゴは、農薬の恩恵を受けずして生産不可能な果実だったが、その農薬が妻の体を蝕んでいたのだった。


秋則は、絶対不可能と言われていた「リンゴの無農薬栽培」への挑戦を決意。


美栄子の父・征治の協力のもと、私財を投げ打ち挑戦を続けるが・・・、その奇跡の果実が実ることはなかった。


畑は痩せ、周囲の農家には「カマドケシ(津軽弁で破産者)」と疎まれ、家族は貧困に。

追い詰められた秋則は、一人岩木山に登り、自殺を決意・・・と、その時、荒れ果てた山野に、果実を実らせた一本の樹を見つける。

こんなところで果実が・・・。

樹に近づいた秋則は、そこで奇跡の糸口をつかむ。


「なぜ山の木に害虫も病気も少ないのだろう?」疑問に思い、根本の土を掘りかえすと、手で掘り返せるほど柔らかい。

この土を再現すれば、りんごが実るのではないか?


早速、山の環境を畑で再現した。

無農薬栽培11年目の春、木村の畑に奇跡が起こった。

畑一面を覆い尽くすりんごの花。それは豊かな実りを約束する、希望の花だった。

   ・  

   ・

   ・


映画の途中で、何度も感動で涙があふれてきました。

とてもいい映画です。

ところでこの写真は、木村秋則さんご本人です。





そして、奥様とふたりの写真。・・・この2枚は木村さんのホームページから転載させていただきました。




私も少しばかりの畑を作っています。

育てたものは自分で食べるので、農薬は使わないようにしていますが、虫の被害は相当なものです。

病気だってはいります。

ピーマンを10本植えましたが、ウィルス病にかかったようです。

それで、また10本買ってきて植えましたが、それもだめでした。

ナスの葉っぱはテントウムシみたいな小さい虫がたかっていて、仕方がないので、手で、つぶしました。

「こんちくしょう、こんちくしょう」

と言いながら。

おかげで、ナスは新しい葉っぱが出てきて、これから収穫がありそうな・・・感じです。







49年ぶりの再会(6.20)

先月、長男に初めての子どもが生まれ、お嫁さんの実家がある浜松に行って来ました。

浜松は、大阪と東京のちょうど真ん中あたりに位置し、やや時間のかかるところですが、宮崎からは名古屋空港に行く便が一日3便あります。

最近、もとの名古屋空港ではなく、中部国際空港セントレアと言う名前で、名古屋からはかなり離れたところに作られました。

空港の中はさすが国際空港で、とても広くわかりやすく作られていました。



飛行機を利用しない人にも来てほしい、ということで、空港内の2階部分に商店街がありました。

天井はモダンなデザインの構造物ですが、店の建物は、時代を感じさせる古めかしい作りでした。

私はそこで、写真の、名古屋名物「ひつまぶし」をいただきました。おいしかったです。

お客がたくさんいて、店の前に座って順番を待ちました。




いろいろなお店がありましたが、中でも驚いたのが、空港の中に「ゆ」があったことです。

温泉つきの空港・・・なんて聞いたことがありません。

けっこうお客さんが入っていましたよ。




そして、もうひとつうれしい再会がありました。

私が21才の時イエス・キリストを信じ、洗礼を受けてクリスチャンになったとき、とてもお世話になった方が豊明市というところにいらっしゃり、その方にお会いできたことでした。

これは、日本聖泉キリスト教団、中京聖泉キリスト教会で、そのときお世話になった秋山先生の息子さんが牧師をしておられる教会です。

秋山先生が昨年の12月25日に亡くなられたことを伺い、是非ご挨拶に、と思って訪ねたのです。

幸い、奥様がお元気でお会いすることが出来ました。





写真の左から、秋山先生の息子さんの奥様。

秋山先生の息子さん。

そして、49年前にたいへんお世話になった秋山先生の奥様です。


古い写真ですが、この写真の左側の方が、かつて静岡県の森町でお世話になった秋山光雄牧師。

その右が、私に洗礼を授けてくださった山本岩次郎牧師です。

私の洗礼は1964年、昭和39年11月でしたが、そのころの写真のようです。

山本先生は東京の荒川の教会の牧師をしておられ、私が神学生の頃お訪ねしたことがあります。

その奥様は90才をすぎ、まだお元気でおられるということでした。


旧約聖書に、ヨベルの年、ということばがありますが、7年おきに土地を休ませ、困窮のものを解放しなさいという神のことばでした。

そして、7年の7倍、49年目は特別な解放の年でした。

私も49年目の幸いをいただきました。






喜びの転入会(6.8)

私は毎月一回、日曜日の礼拝のために霧島キリスト教会に出かけています。

5月の末にも行きましたが、そのときは、うれしい転入会式がありました。

朝起きて、ちょうど庭に咲いていたアジサイを切りました。



それに、畑に咲いていた花をたくさん切り、こんな具合に生けてみました。

まったくの素人ですが、花がきれいだから、何とかなるだろうと。

てんこ盛り生け花です。




礼拝の中で、Mさんが証しをしてくださいました。

どのようにして教会に行くようになったか。

いろいろな困難があったけど、その中で神さまは、どのように導いてくださったか。

教会の交わりに加えられて、どんなに力づけられているか・・・、など。




そして教会代表の坂本さんから歓迎のプレゼントが手渡されました。
教会で使っている「口語訳聖書」です。




当日の司会者は、長老格の太田さんでしたが、若い方が仲間になってくださったと喜んでおられました。

左側にもどなたかが持ってきてくださった百合が生けてあります。

花に囲まれ、幸いなひとときでした。


このあと、みんなで愛餐会でした。







梅雨入り(6.2)

ようやく梅雨に入りました。

宮崎地方が梅雨入りしたのは、5月28日だったそうですが、その前の日まで、畑に蒔いた花の種や植えた苗に水をかけていました。

それも、朝と夕方の2回。

それでも、焼け石に水、という感じで、土はカラカラに乾いていました。

雨を得た植物は、勢いよく伸びています。

この花は、チェリーセージという花ですが、どういうわけか赤い部分がなくなって白一色になっていました。

5月15日の写真と見比べてください。




グラジオラスも雨になり、手を伸ばし振りながら喜んでいるようです。





大型のひまわりの種を蒔きました。

順調に伸びているようです。

さて、梅雨の上がった頃、どんなはなを咲かせるのか、楽しみです。



雨の中であしたの礼拝の生け花のために、花を切る妻です。













あでやかな 花は実のため 種 (いちの) のため(5.26)

我が家の畑には、野菜ばかりではなく、いろいろな花を植えています。

花を見ると、ほっとするのは私だけではないでしょう。

花は食べられないけど、人はこころの食べ物にするんだ、と星野富弘さんは言っています。



ところで、これもきれいです。

ご存じ、カボチャの花です。

最近は、日が昇る頃に出かけて、雄花を取り、雌花に花粉をつけてやっています。

最近、ハチが少なくなっているんでしょうか。せっかく雌花が咲いたけど、受粉しないまま黄色くなってしまったものがありました。




ちゃんと受粉した花は、その下の方にあった実がぐんぐん大きくなります。

これは受粉して5日目の花と実です。花びらは役目を終えて枯れました。


私たち人間は、「いやー、おいしそうなカボチャになってきたな」と思います。

しかし、カボチャさんのほんとうのねらいは、中に種を作ること、次の世代のいのちをしっかり準備することです。


23日に、長男から電話がありました。

「子どもが生まれた」

「そうかぁ、おめでとう」

3000グラムの元気な男の子でした。






私にとっては、10人目の孫です。

長男の嫁さんの家では、初孫ということでしたが、私の家では、孫の数がついにふたけたになりました。

感謝。

うれしかったので、友人に知らせたら、こんなことばを贈ってくれました。

旧約聖書イザヤ書46章3節から

わたしに聞け、ヤコブの家よ/イスラエルの家の残りの者よ、共に。

あなたたちは生まれた時から負われ/胎を出た時から担われてきた。


同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで/白髪になるまで、背負って行こう。

わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。

もったいない祝福です。






ベアンテ・ボーマンチェロコンサート(5.21)

待望していたベアンテ・ボーマン氏のチェロコンサートが開かれました。

ピアノの伴奏は奥様のルリ子ボーマン夫人です。

夜7時からのコンサートでしたが、心にしみわたるチェロの響きに、そして先生のお話に、しばし時間を忘れました。



演奏曲目は、バッハのG線上のリア、サンサーンスの白鳥、カザルスの鳥の歌を始め、ヨーロッパ各地の素晴らしい曲を披露してくださいましした。

また、日本の「さくら」「子守歌」「箱根八里」を編曲したものもあり、チェロって奥の深い楽器なんだな、と思いました。

ちなみに、先生が手にしておられるチェロは、400年前に作られたものだそうです。

だんだん、力が出てきている、素晴らしい楽器だ。と。

楽器のいのちって、途方もなく長いんですね。




曲の合間に、曲の解説や自己紹介もあり、お孫さんの話も出てきました。

時々日本語の言い回しにおかしいところがあるからと、後ろを向いてピアノを弾いておられる奥様から、

「そこはこうじゃない」

という声もかかり、会場をわかせました。

「ある引退した宣教師がこういうことを話していました。日本語は難しい。

最初の40年はとても苦労したよ、と。私もあと7年、苦労するでしょうね、きっと」

すてきな賛美とお話を、ほんとうにありがとうございました。







目と鼻と耳の楽しみ(5.15)

「目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ」と言いますが、5月は命のみなぎる季節ですね。

きょうは花と、いい香りと、コンサートのお知らせです。

この前ご紹介した、チェリーセージという花です。


かれんな花で、白と赤がとてもきれいです。

それだけではありません。

葉っぱをちぎって鼻に近づけると、とってもいい香りがするんです。



今朝早く畑に行ってみましたら、かぼちゃがぐんぐん伸びていました。



いつも邪魔者扱いの草「スギナ」が、夜のうちにおりた露でこんなに輝いていました。



とうもろこしにも露が降りていました。



それから、ちょうどユキノシタが満開になったのでご覧ください。



小さいけれど、とても美しい花です。



知人に花を見せたら、喜んでくれましたが、かつてこの葉っぱを天ぷらにして食べたことがあるとか・・・。

どんな味がするんでしょう。


 

ここのところ晴天続きですが、花はちゃんと時を知っていて、あじさいが色づき始めました。



5月18日土曜日19時から、宮崎南教会でチェロコンサートを開きます。
ご近所の方は、是非いらしてください。

ベアンテ・ボーマンさんです。

ボーマンさんは、東京交響楽団の主席チェロ奏者でした。

奥様がピアノ伴奏をされます。









連休は畑三昧です(5.5)


私は、若い頃農業をしていました。

結婚して子どもが与えられ、二人目が生まれたとき、神さまの召しをいただいて27才で神学校に行き、卒業して牧師になりました。

大分教会で4年、そして故郷の、実家に帰って伝道を始め、宮崎南教会の牧師として32年目になります。

数年前までは保育園をやったりしていましたので、畑の管理はずっと知り合いにお願いしていました。

去年の春、その農地が戻ってきて、少しばかり畑をする(?)ことになりました。

妻は大喜びで、朝起きたら畑に行ってなんだかんだと野菜を作っています。

手前は、知人にいただいた花・・・チェリーセージというハーブの仲間・・・、そしてコスモスをたくさん植えました。


手作業ではとてもとても大変なので、Ho○○という会社の「こまめ」という小さな耕耘機を買いました。

これはなかなかの優れものです。

小さくたため、車にも乗りますし、けっこうパワーがあり、写真のような培土器をつけて溝を掘ったり、うねたてができるんです。



この畑は、元水田だったところを埋め立てて畑にしたので、土の中にけっこう石ころが混じっています。

地面の中の大きな石にぶつかったとき、車体の軽いこまめは、ガーンと飛び上がったりするんです。

粘土質のところもあり、土が固かったりで、ロータリーの爪が一年ですり切れてしまい、交換をしました。



カボチャを15本植えました。



去年、妻が畑の中にコスモスを植えましたが、落ちた種から芽が出て、それがどうしたわけか今頃花をつけていました。



ポピーは春の花です。コスモスとポピーがいっしょに咲いています。



お店で、「スティックブロッコリー」という苗がありましたので、12本買って植え、いま毎朝の食卓に上っています。



手前が小松菜、向こう側がチンゲンサイです。芽が出たところ。

 

農薬を使わないので、野菜は青虫と競い合って食べていますが、このキャベツもようやく巻き始めました。

青虫は見つけたら、やさしくつまんで足で踏んづけてやります。

肥料になるでしょう。きっと。

 

いんげんと、枝豆。

向こう側はコスモスとひめヒマワリが植えてあります。


そして、期待の「スイカ」。マダーボールです。

ことしも10本植えました。去年は10本のスイカで、私たち夫婦二人では食べきれないほどでしたよ。


小さな花がつき始めています。



いま収穫中のタマネギ。とてもおいしいです。

葉っぱが折れていますが、強風で倒れたのではありません。

こうやると栄養分が玉の中にたまるんだ、と妻がやったものです。

しばらくは天気もいいし、収穫をして日陰に干して、貯蔵するんだそうです。


なすを10本買いましたら、友だちが6本持ってきてくれて、ことしはナスが大豊作の予感です。


ミニトマトは、3本だけ。

とてもいい感じで育っています。



畑仕事は、いい運動になります。

健康管理のために、無理をしないで、楽しみながらやっていこうと思います。

野菜だけでなく、花もたくさん植えていこうと思っています。

お時間がありましたら、畑に、遊びに来てください。